AI は、人々や企業が実現できることを広げています。かつては時間やコスト、専門知識へのアクセスが壁となっていたアイデアも、現実的に追求できるようになりつつあります。それにより、人類の成果を飛躍させる画期的な進歩、新たなビジネスや市場、そして新たな可能性への扉が開かれます。OpenAI は、こうした大きな目標の実現を支援するために築かれています。
GPT‑6 Astra は、AI の能力を大きく前進させるモデルです。世界で最も高い知能を備え、人間の意図や価値観に最もよく沿うモデルであり、コンピューター操作、ブラウジング、ソフトウェアエンジニアリング、サイバーセキュリティ、科学、専門業務などの分野で最先端の性能を発揮します。
OpenAI は、こうした研究の進歩を世界中の人々や組織に広く役立てるために築かれています。消費者向けと法人向けの双方に幅広く展開しているため、新たな機能を、お客様がすでに利用している製品を通じて直接届けられます。さらに、フルスタックのコンピューティング戦略により、その知能を提供するための処理能力、性能、コストをより的確に管理できます。
こうした強みは相乗的に高まります。より優れたモデルが、新たな仕事を可能にします。コンピューティングの効率が高まれば、その仕事をより大規模かつ低コストで実行できます。利用拡大による収益が、さらなる研究とインフラへの資金となり、次の画期的な進歩を追求して世界中の人々に届ける力を強化します。
当社の製品は、週次アクティブユーザー 10 億人超と 250 万社の企業に利用されています。研究上の進歩はすべて、ChatGPT、ChatGPT Work、Codex、そして当社の API 上に構築されたアプリケーションの改善につながります。モデル研究への一つの投資が、多数の製品と多様な収益源を支えます。
家庭で ChatGPT に慣れ親しんだ人々は、その知識や経験を職場にも持ち込みます。法人向け導入では、複雑な業務や組織の要件に適したツールを利用できます。そして職場での経験が、私生活で AI に期待することを変えていきます。開発者は、私たちだけでは把握できなかったニーズに応えるアプリケーションを構築し、当社のリーチをさらに広げます。今後、エージェント型製品が仕事と私生活の両面から一人ひとりを深く理解するにつれて、従来は明確に分かれていたこれらの領域の境界は、絶えず曖昧になっていくと考えています。
個人利用と法人導入は、時間とともに拡大します。個人向け ChatGPT プラン利用者の調査では、登録から 6 か月後の 1 日当たりのメッセージ数は初月より約 50% 多く、試したタスクの種類数は約 2 倍になっていました。
Indexed to the first 28 days after signup
Source: OpenAI
当社のビジネスモデルでは、利用の拡大に応じて収益を得られます。広告を活用した無料アクセスは、AI がどこで役立つかを人々が見つける助けになります。サブスクリプションや従量課金型サービスにより、お客様は、実感する価値に応じて追加料金を支払い、利用を拡大できます。
モデルの性能が高まるほど、お客様が採算に見合う形で取り組める範囲が広がります。企業は、かつて専門家の時間がかかりすぎていたプロセスを改善したり、以前は採算が合わなかった市場に参入したりできます。
これは、私たち自身のチームの業務にも表れています。最近公開した研究チームからの最新情報では、研究者が複雑さを増すタスクをエージェントに委任しながら、コードへの貢献を加速し、より多くの実験を実施している様子を紹介しています。チームはエージェントを活用し、かつては専門家の支援が必要だったインフラの問題を解決しています。現在、研究組織では、人間の労働 1 日につき、エージェント 3.1 稼働日分の作業量を活用しています。
Source: OpenAI Research Organization, mid-August 2026, Stanford 8-hour workday.
研究の優先順位を決め、結果を評価するのは今も人間ですが、エージェントによって有望なアイデアを追求する余力が広がります。OpenAI にとって、こうした取り組みは、お客様が利用するモデルやインフラの改善につながります。
AI が人間の能力を広げるにつれて、現在の仕事をはるかに超える市場が開かれます。より多くの人が大きな目標を追求し、新たな発見を成し遂げ、将来の世代にわたって暮らしを豊かにするものを生み出せるようになります。
拡大する需要に応えるには、処理能力と採算性の向上が必要です。当社のコンピューティング戦略は、データセンター、チップ、ソフトウェア、モデル、製品までを網羅しています。これらを一体的に管理し、ワークロードごとに能力、速度、信頼性、効率、コストの最適な組み合わせを継続的に追求しています。
フロンティアモデルのトレーニングと、高速で対話的なエージェントの実行では、インフラに求められるものが異なります。コンポーネントを一体設計することで性能やコストを改善できる領域は自社で構築し、他社に優れた選択肢がある領域では提携します。これにより、タスクごとに最適なシステムを選べる柔軟性が得られます。
GPT‑5.6 Sol は本番環境のサービス提供ソフトウェアの改善に貢献し、エンドツーエンドの提供コストを 20% 削減しました。さらなる改善によりトークン生成効率が 15% 以上向上し、同じコンピューティング資源からより多くの出力を生成できるようになりました。
初のカスタム推論チップである Jalapeño は、こうした取り組みをハードウェアへと広げます。3 つの公開モデルを対象としたInferenceX テストでは、定格チップ電力で比較条件をそろえた結果、テスト対象の市販システムに比べて、1 ワット当たりのピークトークンスループットが 1.5~1.9 倍に達しました。エンドツーエンドのレイテンシーは、比較対象の 1.7 分の 1~3.6 分の 1 に短縮されました。NVIDIA、AMD、その他のパートナー製アクセラレーターと併用し、年末までに導入を開始する予定です。
お客様にとって重要な成果は、タスクが完了することです。より優れたモデルなら、少ない試行回数で完了できます。より優れたソフトウェアとハードウェアなら、各試行をより速く、低コストにできます。両方を改善することで、構築・調達した処理能力から、より多くの仕事を提供する余地が生まれます。
研究、製品、コンピューティングに対する長年の投資が一つに結びつきつつあります。消費者向けと法人向けに幅広く展開しているため、モデルの進歩をお客様へ直接届けられます。フルスタックのコンピューティング戦略により、その知能をより優れた性能と採算性で提供できます。
お客様が AI を活用するほど、この組み合わせは強化されます。お客様のニーズが、研究と処理能力の方向性を定める助けになります。モデルの改善とコスト低下によって、より多くの仕事が実行可能になり、利用拡大による収益が次世代の研究とインフラを支えます。
資本規律によって、こうした成長を持続させます。各投資について、どれだけの需要に応えられるか、どれほど早く成果を生み出せるか、そして期待されるリターンが投入資本に見合うかを評価します。
これが、世代を重ねて進歩する AI を OpenAI がリードできるという確信の根拠です。進歩を重ねるたびに、人々がより多くを成し遂げられるよう支援し、その志とともに成長する事業を築くことができます。


