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OpenAI

2025年10月28日

企業

すべての人に恩恵を届けるために

作成者:OpenAI 取締役会会長 Bret Taylor

全人類のための AI
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OpenAI の資本再構成が完了し、企業構造がシンプルになりました。今後も非営利組織が営利部門を管理しますが、AGI 実現を目指して主要なリソースに確実にアクセスできるようになります。

「OpenAI Foundation」に改名した非営利組織は営利部門の株式(現在の評価額は約1,300億ドル)を保有し、史上最も潤沢な資金をもつ慈善団体のひとつとなりました。また、今回の資本再構成により、OpenAI の営利部門の評価額が節目に達すると、OpenAI Foundation の持分が追加で付与される仕組みとなります。  

全人類に恩恵を届ける AGI を実現するという OpenAI の使命は、営利部門と非営利部門の双方を通じて、さらに前進します。OpenAI が企業として成功すればするほど、非営利の株式価値が高まり、資金を慈善事業に使用できるようになります。

OpenAI Foundationはまず、250億ドルの資金を2分野に重点的に投じます。

  • 医療と病気の治療:OpenAI Foundation は、医療の飛躍的な進歩を加速させるための事業に投資して、誰もがより良い診断と治療を受けて、治癒につなげられるよう取り組みます。その足がかりとして、責任ある形で構築されたオープンソース型最先端医療データの整備と、科学者への資金提供などの活動を開始します。 
  • AI レジリエンスのための技術的解決策:インターネットでは、電力網、病院、銀行、政府、企業、個人を保護するために包括的なサイバーセキュリティ エコシステムが欠かせませんが、これと同様に、私たちには現在、AI に対応するレジリエンス構造が必要です。OpenAI Foundation は実践的な技術的解決策の支援にリソースを充当し、AI のメリットを最大化して、そのリスクを最小化することを目指します。

この取り組みの基盤となるのが、5,000万ドルのピープル ファーストの AI ファンド非営利委員会による提言です。

使命が最優先

2015年に非営利組織として設立された OpenAI の使命は、汎用人工知能が全人類に利益をもたらすようにすることです。OpenAI は今でも非営利組織として同じ使命に打ち込んでいます。 

OpenAI Foundation は2019年設立の営利部門を統括し、使命を軸とする運営を維持しています。その営利部門はこのほど、公益法人「OpenAI Group PBC」となり、OpenAI Foundation と同じ使命を掲げながら、使命遂行と商業的成功を同時に追求します。当社の体制に関する詳細をご覧ください。

資本再構成後も、今日の業界で最も使命を重視する運営体制が維持されます。

今回の資本再構成は、カリフォルニア州およびデラウェア州司法長官事務所との1年近くに及ぶ建設的な話し合いを経て完了しました。こうした話し合いを通じていくつかの変更を実施したことにより、OpenAI、ひいては私たちがサービスを提供する一般の人々にとってもより良い結果がもたらされたと考えています。

今後の方針

OpenAI Foundationと OpenAI グループは今後、互いに協力しながら、AI の進化が引き起こす難しい問題や課題への解決に取り組みます。具体的には、インテリジェンスをすべての人に利益をもたらすツールに進化させ、安全かつ信頼できるシステムの構築、科学的発見の加速化、国際協力とレジリエンスの強化を進めます。

世界で最も強力な技術は、世界全体の利益を実現する形で開発される必要があると考えています。資本再構成の完了により、AI の可能性を押し広げることが可能になり、さらに、その進歩をすべての人の利益につなげるための企業構造を構築することができました。

著者

Bret Taylor