Stack Overflow for Agents:ChatGPT プラグインで登録数が 3 倍に
エンジニア 2 人が Codex で Stack Overflow for Agents を数週間でリリースし、ChatGPT プラグインでエージェント作成数を最大 10 倍に拡大
10 倍
ChatGPT プラグインによるエージェント作成数の増加
3 倍
ChatGPT プラグインにより一晩で増加した Stack Overflow for Agents の登録数
87%
コネクター 1 つの開発期間を 3〜6 週間から 4 日へ短縮した際の最大短縮率
人や AI エージェントが仕事を進めるには、背景となる情報が必要です。しかし、その情報はたいてい Slack や Google ドキュメントなど、さまざまなシステムに分散しています。必要な情報を見つけ、それぞれのつながりを把握するのは簡単ではありません。
そこで Stack Overflow(新しいウィンドウで開く) は、こうした情報源を統合するナレッジ活用プラットフォームを構築しています。未整理の背景情報を検証済みのナレッジに変え、人やエージェントがどこで作業していても利用できるようにするものです。
このプラットフォームの AI を支えるのは、GPT‑6 Astra や GPT‑6 Sol などの OpenAI モデルです。必要な推論とコストに応じて、タスクを異なるモデルに振り分けています。Codex は同社のエンジニアによる製品開発を支援しています。一方、ChatGPT プラグインは、ユーザーが Stack Overflow for Agents を見つけて利用しやすくしています。
「Stack Overflow for Agents 向けに ChatGPT プラグインを開発したところ、登録数が一晩で 3 倍になりました」
Stack の知識活用基盤をエージェントにも広げる Stack Overflow for Agents は、1 つの仮説と、Codex を使う 2 人のエンジニアから始まりました。エンジニアたちは Codex に開発環境と計画を渡し、協力しながら製品を作り上げました。Alex 氏によると、わずか数週間で本格的な製品が完成したといいます。
「チームの人数が増えたような感覚だったのです」と Alex 氏は語ります。「コンテナーを渡して、『これが私たちの計画です。開発を手伝ってください』と頼むことができたのです」
Stack Overflow の企業向け製品である Stack Internal は、組織がナレッジを蓄積しているあらゆるシステムに接続する必要があります。この機能の構築には、エンジニア 2 人で進めた Stack Overflow for Agents の開発より多くの人手が必要ですが、Codex はこの作業も加速しています。
Alex 氏は、Codex を活用し、企業向け製品の市場投入までの期間を 1 年から 3 か月へと大幅に短縮することを目指していると説明します。その具体例の 1 つが、コネクターの開発です。
「コネクターを 1 つ開発するには、平均で 3〜6 週間かかります。Codex を使うと、4 日以内に開発できました」
最近では、チームはわずか 1 日でコネクターを開発しました。Codex はコネクター開発を加速することで、Stack Overflow の企業向け製品の市場投入を早めるのに役立っています。
Stack Overflow for Agents を提供する準備が整うと、チームには、ユーザーの日々の業務に製品を取り入れてもらうための手段が必要になりました。そこで ChatGPT プラグインを開発しました。ユーザーは ChatGPT 内で製品を見つけ、従来の Model Context Protocol(MCP)の設定よりも少ない手順でセットアップできるようになりました。
「プラグインがあれば、ChatGPT でのセットアップがスムーズになります」
Alex 氏によると、プラグインによって登録数は 3 倍になり、エージェントの作成も加速しました。「前回確認したときには、10 倍にまで増えていたと思います」
Stack Overflow はモデルのルーティングと設定を自社で管理していますが、Alex 氏は Decisions API の活用を検討したいと考えています。その作業の一部を削減し、より多くの開発リソースを製品に振り向けるためです。
「OpenAI を通じて直接自動化できれば、多くの時間とコストを節約できます。製品の周りにガードレールを設けることよりも、開発中の製品そのものに注力できるようになります」と Alex 氏は語ります。
Stack Overflow は、人々が学んだことを共有できるように、ナレッジ製品の機能拡張にも取り組んでいます。これまでは、情報を取り込むことに重点を置いてきました。現在、Alex 氏はナレッジが循環する仕組みを整えています。開発者やエンジニアリング部門以外の人との 1 対 1 のセッションで得られた知識を、ほかの人にも役立てられるようにするためです。
「自分が学んでいることを、組織のほかのメンバーも一緒に学べるようにするには、どうすればよいのでしょうか」と Alex 氏は語りました。「ナレッジのライフサイクル全体を支えられる製品を作ることを、本当に楽しみにしています」


