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Promega のトップダウンによる ChatGPT 導入が製造、営業、マーケティングを加速

Promega
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Promega(新しいウィンドウで開く)(プロメガ)社は、ライフサイエンスにおけるリーディングカンパニーで、研究・応用技術向けの先駆的な生物学的試薬と統合型システムを提供しています。その製品は世界中の企業によって用いられ、治療法発見、臨床研究、法医学分野に大きな進歩をもたらしています。

Promega 社は ChatGPT を広範囲に組み入れ、 高品質の製品を迅速にバイオテクノロジーエコシステムに提供することに役立てています。この取り組みは、組織のトップから始まったものでした。Promega 社の CEO、Bill Linton 氏は次のように述べています。「イノベーションは当社の生命線であり、当社の未来は当社従業員の持つ才能とアイディアからソリューションを発展させることにかかっています。AI は、このビジョンと完全に適合し、従業員が自身に可能なことをより良く理解することに役立っています」

OpenAI と共に組織全体のアイディエーション促進

Promega 社と OpenAI の協働は、Promega 社研究開発部 VP のPoncho Meisenheimer 氏が Linton 氏に ChatGPT を紹介した時に始まりました。 

Linton 氏は即座に、同社の数千もの製品と6万以上のアカウントの管理に対する ChatGPT の可能性を認識しました。「ChatGPT をコーチ、専門家またはサポートスタッフとして用いてプロジェクトをより効率的に履行するという、当社チームと ChatGPT の共創を思い描くことができました」と Linton 氏は語っています。

Linton 氏の賛同により、ChatGPT に対する積極性が高まり、主なユースケースを特定するためのパイロットプロジェクトの開始につながりました。現在では ChatGPT は Promega 社ワークフローの不可欠な部分を成し、同社の80%において1,400を超えるカスタム GPT が使用されています。

製造における予測と計画の強化

Promega 社の製造事業は複雑なものです。4,000もの製品を製造する上では、常に事前に計画を立てて準備することが必要となり、カスタム仕様に対する顧客のニーズによって、この複雑性はさらに増します。 

ChatGPT は、そのようなニーズの予測に役立ちます。Promega 社ゼネラルマネージャー Kristen Yetter 氏は、機器の交換スケジュールとコストの予測に ChatGPT を利用しています。Yetter 氏はこう説明します。「ChatGPT が機器の交換スケジュールとコストの予測の元となる仮定をすべて挙げてくれて、私はそれに手を加えるだけで済みます。老朽化した機器の交換に必要な年間の投資予測が、ほんの数分で得られるのです」

別の部門では、複雑な知識の蓄積をより速く行うためのカスタム GPT が構築されました。Promega 社リサーチサイエンティスト Caitlin Stallings 氏は次のように語っています。「私はカスタムアッセイの開発を必要とする顧客のサポートを行っています。そのようなプロジェクトの設計には、様々なデータベースからタンパク質の規格値の収集が必要な場合が多くあります。私のカスタム GPT は、バックグラウンドで公開 API の呼び出しを行い、タンパク質の名前だけで関連するすべての情報がほんの数秒で収集され、このプロセスを合理化しています」

Promega 社の品質保証チームのスタッフは、Power Automate ワークフローに組み込まれたカスタム GPT によって顧客とのやりとりを自動化しています。品質保証チームディレクター Abigail David 氏の言葉です。「この AI を活用したソリューションによって、1年に250件を超す品質調査においてタイムリーかつ正確な対応が可能となっています。この自動化で、社内の作業量が年間600時間以上削減され、証明書や品質方針などの重要書類の顧客への提供も手間がかからなくなりました」

カスタム GPT で顧客との関係構築を向上

Promega 社の製品ポートフォリオが膨大なことから、営業・マーケティングチームも作業の簡易化を求め、アウトリーチの取り組みを拡大するため、以下のようなソリューションをもたらすカスタム GPT を開発しました。 

  • My Prospecting Pal GPT:このカスタム GPT は、特定の見込み客に関する重要情報を迅速に把握し、Promega 社に提供可能なサービスを提案します。「GPT は、Promega のソリューションが有益である可能性のある重要な研究イニシアチブを、また営業担当者と見込み客の間に自然な対話をもたらす共通の関心事さえ特定することができます。これによってリード分析の時間が見込み客ごとに1~4時間短縮され、関係構築により注力できるようになりました」と Promega 社アカウントマネージャー Franchestia Flennory 氏は語ります。 
  • Email Marketing Strategist GPTこのカスタム GPT は、コンテンツ作成からキャンペーン実施までの時間を半減させます。数ヵ月間の数百通ものマーケティングメールの発送が通常の半分の時間で行われ、135時間もの作業時間の節約になりました。Promega 社マーケティングストラテジスト Kari Siegenthaler 氏は言います。「メールの戦略アライメントによって取り戻すことのできた時間を、ユーザーエクスペリエンスに投資することができます。この GPT を使わずに最後にメールを書いたのはいつか、もう覚えていないほどです」

リーダーシップチーム主導による ChatGPT の導入

Promega 社において ChatGPT の導入を成功させたのは、リーダーシップチームの AI 評議会によって管理された積極的でデータ駆動型のアプローチです。

各部門を代表する上級リーダーが構成する AI 評議会は、AI の導入と実験を奨励するイニシアチブを先導し、他のチームにも応用可能な以下の重要な学びのリストが作成されました。 

  • チームに創造性を発揮するための十分な権限を与え、最も影響力のあるチームにより多くのリソースを投入します。
  • 企業の使用状況を追跡して、効果の高いユースケースを早く特定します。
  • 定期的なワークショップとシェアアウトによって、AI について楽しく学べるようにします。
  • 従業員がデータに関して自信を持てるようにサポートします:Promega 社は、ChatGPT を基本的なプロンプトで用いる従業員であっても、このツールを用いない従業員よりもパフォーマンスが優れることを把握しました。
  • リーダーシップチームは、ChatGPT をよく使うことで、模範を示さなければなりません。

AI への熟練による差別化

Promega 社による各部門への AI スキル向上の奨励は、続く様相を見せています。「当社のビジョンは、 ChatGPT などの AI ツールを従業員のワークフローのすべてにシームレスに組み込むことです」と Linton 氏は語ります。

将来を見据えて、競争の激しいライフサイエンス市場においては AI への熟練が差別化要因になると Linton 氏は考えています。「当社の AI 活用の能力は、特に研究開発での有意義な進歩の探求において研究者に役立つツールを創り出すことに対して、強力な利点となります」

ビジネス向け ChatGPT について詳しく知りたい方は、チームにご相談ください