メインコンテンツにスキップ
OpenAI

2026年10月2日

製品

GPT‑6 ファミリーのモデルガイド

時間とコストを管理しながら GPT‑6 モデルで最良の成果を得るための実践的なヒント

読み込んでいます...

GPT‑6 は、OpenAI 史上最も先進的なモデル群です。作業の種類に応じてモデルを選べます。

アイデアを動作するプロトタイプにする場合も、機能を開発してテストする場合も、コードリポジトリ、データベース、外部 API をまたぐ複数ステップのワークフローを連携させる場合も、このガイドが役立ちます。GPT‑6 モデルの選び方、効果的な指示の出し方、長時間にわたる作業の管理、本番運用に向けた準備を解説します。

3 つのモデルカード。GPT-6 Astra:最高の結果をもたらす、当社で最も知能の高いモデル。入力 10 ドル、出力 50 ドル、キャッシュ済み入力 1 ドル。GPT-6.1 Sol:Astra に迫る知能を 5 分の 1 の価格で提供。入力 2 ドル、出力 10 ドル、キャッシュ済み入力 0.10 ドル。GPT-6 Luna:日常業務を高速かつ効率的に、大規模に処理。入力 0.10 ドル、出力 0.50 ドル、キャッシュ済み入力 0.01 ドル。

要点

1. 本番環境での効果的な運用

ワークフローの本番運用に向けた準備

デプロイ前に、いくつかの確認事項とベストプラクティスを取り入れておきましょう。

ワークロードに合ったモデルの選択

モデルと推論レベルの選択は、知的能力と価格のトレードオフとして考えましょう。

タスクに最適なモデルを検討する際は、各モデルの料金を比較⁠(新しいウィンドウで開く)しましょう。

  • 推論レベル:API では、モデルがタスクに費やす労力を選べます。

    • 低:事実の抽出や小さな編集などの定型的なタスク

    • 中程度:機能の計画や選択肢の比較など、判断が必要な作業

    • 高:難しいデバッグ、より深い分析、入念なレビュー

    • 超高 / マックス:「高」では不十分な場合、対応するモデルで試します。追加の時間とコストに見合う改善が得られる場合にのみ継続して使います。

API では、キャッシュを無効にすることなく、会話の途中で推論の労力を変更⁠(新しいウィンドウで開く)できます。

Codex では、そのモデルのデフォルトの推論レベルから始め、単純なタスクでは下げ、より深い分析では上げます。

Paul Solt 氏が、Ultrafast とリアルタイムの方向修正を活用したアプリ開発と iPad の互換性問題の修正について説明します。

2. プロンプトとスキルの調整

モデルへの明確な作業指示

まず、求める成果、対象者、関連するコンテキストと制約、完了の基準を明確に伝えます。続いて、指示の見直しをさらに掘り下げるために、「GPT‑6 Astra 向けのスキルとプロンプトの再考」⁠(新しいウィンドウで開く)から要約した次の 4 つの観点を確認しましょう。

  • スキルの改善:各スキルを実行すべき状況を短く明確に記述し、補足情報は必要なときだけ読み込みます。固定的な手順は、チームが使うモデルに合った指針に置き換えます。

  • AGENTS.md の更新:各文書やテストがどのような場合に役立つかを説明します。また、本番環境にアクセスせず、使い捨てのデータでローカルテストを実行するなど、安全な定型ワークフローを明示的に許可します。

  • 判断の境界の設定:自律的に進めてよい操作と、承認が必要な操作を明記します。一律に「必ず確認する」というルールは、明確な境界に置き換えます。

  • 完了まで取り組む範囲の明示:変更の実装、実行、結果の確認、不具合の修正など、「完了」に含まれる作業を定義し、ユーザーのレビューが必要な判断を明確にします。

必要な出力の定義

Codex で作業する場合も、API を使って開発する場合も、モデルが判断してよい事項、ユーザーに確認すべき状況、役立つ応答の具体像を指定します。

重要な判断を推測で済ませずに作業を進められるよう、モデルに十分な指針を与えます。 ⁠(新しいウィンドウで開く)モデルが自ら決めてよいことと、ユーザーに確認すべき状況を伝えます⁠(新しいウィンドウで開く)。たとえば、要約の構成はモデルに任せても、プロジェクトの範囲を変更する前にはユーザーに確認させます。 ⁠(新しいウィンドウで開く)役立つ応答の具体像を示します⁠(新しいウィンドウで開く)。たとえば、わかりやすい言葉遣い、対象者に合った技術的な詳しさ、変更点・確認事項・残る課題をまとめた簡潔な引き継ぎ報告などです。

3. 長時間タスクの最適化

複雑な作業の円滑な進行

GPT‑6 ファミリーのモデルでは、数時間から数日にわたるタスクに取り組めるようになりました。次の機能を使うと、長時間タスクに取り組むエージェントをより適切に管理できます。

API

API では、方向修正、非同期ツール、並列作業を活用して、長時間タスクを円滑に進めます。

Codex

長時間タスクでは、最初のプロンプトでは想定していなかった判断が必要になることがあります。不明点の確認と方向修正を活用し、作業が意図から外れないようにします。

Peter Steinberger が、非同期ワーカーへの移行に向けた長時間のリファクタリングでの Astra の活用について説明します。

コンピューター操作の活用による作業範囲の拡大

コンピューター操作⁠(新しいウィンドウで開く)により、GPT‑6 Astra、GPT‑6.1 Sol、GPT‑6 Luna はウェブサイトやデスクトップアプリを直接操作できます。API のないアプリケーションにも対応します。たとえば、バグの調査、コードの修正、ブラウザーでの製品起動と修正の動作確認までをモデルに依頼できます。

各ステップでは、信頼できる最もシンプルな方法を選びます。

  • API や接続済みのツールで直接処理できる場合は、それらを使います。

  • モデルが画面を読み取る、ボタンをクリックする、フォームに入力するといった操作を代行する必要がある場合は、コンピューター操作を使います。

自社アプリにコンピューター操作を組み込む場合は、ブラウザーやデスクトップを制御するコードを実行できるツールをモデルに与えます。Playwright はブラウザーの操作⁠(新しいウィンドウで開く)に、PyAutoGUI はデスクトップアプリの操作に使えます。

Higgsfield AI が ChatGPT で GPT-6.1 Sol のマルチタスクとコンピューター操作を実演します。

テストから本番へ:各チームによる GPT‑6 Astra を使った開発事例

1/4
Harvey:豊富なコンテキストで、より実用的な草案へ⁠Harvey は裁判所の情報、判例、法律事務所の文書、弁護士の好みを組み合わせ、ニーズに合った草案を作成します。「モデルにより多くのコンテキストを与えることで、構造化出力の質をさらに高められます」と、共同創業者の Gabe Pereyra 氏は語ります。

著者

OpenAI