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OpenAI、PORTS-Pike プロジェクトに参画

地域投資の拡大と、オハイオ州南部における数千人規模の雇用支援

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OpenAI は SB Energy、NVIDIA、米国エネルギー省と連携し、オハイオ州パイク郡の PORTS-Pike Technology Campus で約 8 ITギガワットを確保する契約を締結しました。私たちはパイク郡のパートナーとして、このプロジェクトを進めたいと考えています。プロジェクト固有のエネルギー費とインフラ費を負担し、水を責任を持って使用し、地域の労働者や企業に機会を創出するとともに、地域社会の意向を反映した長期投資を行います。

2032 年までの 6 年間にわたる建設期間中に 3万5,000 人の建設雇用、長期的には 2,500 人の運用雇用が生まれる見込みです。また、地域住民が定めた優先事項を支援する地域助成基金に 4,000 万ドルを投資します。これは、SB Energy が以前に発表した 4,000 万ドルの拠出に上乗せするものです。これとは別に、ChatGPT を通じて 8,400 万ドル相当の Codex クレジットを提供し、オハイオ州のすべての大学生がこの技術を利用できるようにします。

パイク郡は 20 世紀の米国の産業成長をエネルギー面で支えてきました。そして今、このプロジェクトにより、米国の次なる工業化時代を先導する新たな機会を得ます。

このプロジェクトを、オハイオ州南部全体の雇用、事業成長、投資を促す原動力にしたいと考えています。また、この地域を、若者がキャリアを築き、家庭を持ち、住み続けることを選べる場所にすることにも貢献したいと考えています。

地域社会の一員となるにあたり、以下の原則に沿って取り組みます。

  • プロジェクトに必要なエネルギーおよびインフラの費用は、プロジェクト側が負担します。データセンターへの供給に必要な送電網の改修と新設送電線の費用は、SB Energy が全額負担します。オハイオ州や地域のほかの電力利用者に転嫁することはありません。この投資は地域の送電網も強化し、長期的な電力供給の信頼性向上につながります。
  • データセンターでは水を循環利用し、継続的な需要を抑えます。冷却のために水を絶えず消費する冷却塔には依存せず、水を循環利用する閉ループ式の空冷システムを採用します。そのため、ポーツマス・ガス拡散工場がかつて使用していた量よりも、水使用量を大幅に削減できます。 データセンターの冷却システムへの初回給水後、継続的な水使用量は、同程度の人数が働くオフィスビルと同等になる見込みです。これには、流し台やトイレ、設備の洗浄と保守、緑地管理に使う水も含まれます。PORTS-Pike は、米国エネルギー省と連携し、敷地内の既存給水システムの活用に取り組んでいます。また、地域社会と連携し、その利益となる新たな水インフラにも資金を提供します。敷地設計の確定後、プロジェクトで見込まれる水使用量を公表します。また、地域の自治体と連携し、その利益となる新たな水インフラにも資金を提供します。
  • この投資は、パイク郡とオハイオ州南部に具体的な恩恵をもたらします。PORTS-Pike テクノロジー・データセンターでは、2032 年までの 6 年間にわたる建設期間中に 3万5,000 人の建設雇用、長期的には 2,500 人の運用雇用が生まれる見込みです。OpenAI と SB Energy は、地域の労働者、請負業者、サプライヤー、技能職、サービス事業者を優先的に起用できるよう取り組みます。 SB Energy が既に締結している 4,000 万ドルの地域協定に加え、OpenAI はさらに 4,000 万ドルを投資します。この地域投資の使途には、学校、公共安全、医療、公共サービス、職業訓練、住宅、退役軍人支援、中小企業、働く家庭への支援など、地域住民の優先事項を反映します。 プロジェクトの全期間を通じ、州と地域に数億ドル規模の税収をもたらす見込みです。地域と州の固定資産税収は主に公立学校を支え、そのほかの州・地方税収は、学校、道路、公共安全、緊急サービス、医療、人材育成をはじめとする公共分野の優先課題に充てられます。
  • 地域住民の良質な雇用とキャリア形成に投資します。PORTS-Pike Campus は、プロジェクトの建設実施に向けた確約として、北米建設業労働組合と覚書を締結しました。オハイオ州建築建設業協議会とその加盟団体、地域の学校や大学、徒弟制度、退役軍人団体、労働団体、人材育成団体と連携し、住民が建設、技術、運用職に就くための準備を支援する計画です。協力して良質な雇用を創出し、技能、企業、機会の裾野を広げることで、さらなる雇用主を呼び込み、地域全体で長期的なキャリア形成を支えます。
  • オハイオ州の学生に、次世代の仕事を支えるツールを提供します。OpenAI は 2026~2027 年度に、オハイオ州の大学、コミュニティカレッジ、専門学校に通う 18 歳以上の対象学生約 84万4,000 人に、最大 8,400 万ドル相当の Codex クレジットを提供します。Codex は ChatGPT 内で利用できる OpenAI のツールで、ソフトウェア開発や技術プロジェクトの遂行を支援します。対象学生には ChatGPT アカウントを通じて 100 ドル分のクレジットが付与されます。これにより、AI を使った複雑なタスクの遂行やプロジェクト制作を実践的に経験し、エンジニアリング、製造、医療、教育、起業、技能職などのキャリアに役立つスキルを習得できます。OpenAI の地域投資と Codex クレジットに SB Energy の地域助成金を合わせると、パイク郡とオハイオ州の住民への支援総額は 1億6,000 万ドルを超えます。詳細は chatgpt.com/codex/ohio-college-students/(新しいウィンドウで開く) でご確認いただけます。
  • 進捗状況を公表します。地域雇用、地域投資、水使用量、プロジェクトに伴うエネルギー使用量をまとめた報告書を毎年公開します。

「オハイオ・コミュニティ協定」の策定に向け、住民、自治体関係者、学校、企業、労働団体、地域団体との対話を続けます。この協定には地域の優先事項を反映し、プロジェクトの進展に合わせて、これらの原則を具体的かつ公に検証できる施策へと落とし込みます。

今後も多くの作業が必要であり、データセンター全体を一度に建設するわけではありません。SB Energy は、旧ポーツマス・ガス拡散工場にある民有地と、浄化済みの米国エネルギー省管理地にまたがってプロジェクトを開発しています。この連邦施設を米国の AI インフラ拠点として再開発する取り組みを前進させた、トランプ政権のリーダーシップに感謝します。かつて米国の産業と国家安全保障を支えたこの地が、知能の時代を支えるインフラ構築という新たな役割を担うことになります。

最初の 800 メガワットは、主に AEP の既存インフラを利用し、2028 年に使用可能となる見込みです。その後の開発には、天然ガス発電を含む送電網接続型の新設発電所に加え、新たな送電線と関連インフラが必要です。SB Energy は、プロジェクトの詳細情報を portscampus.com(新しいウィンドウで開く) で公開しています。

SB Energy はデータセンターを建設、所有、運営し、OpenAI との 20 年間の賃貸契約に基づいて、段階的に処理能力を提供します。OpenAI は顧客として敷地内の処理能力を利用します。この施設には NVIDIA の AI コンピューティングインフラのみが設置されます。フロンティアモデルのトレーニングに関する長期的な需要予測と、当社製品への需要拡大を踏まえ、この処理能力を契約します。OpenAI は、完成した処理能力が賃貸可能になった段階で初めて支払いを開始します。こうした契約上の支払いには、事業の大幅な成長による収益とキャッシュフロー、および投資家から調達した資本を充てます。これとは別に、NVIDIA は SB Energy に 15 億ドルを投資し、初期の 4.25 IT-GW に伴う土地、電力、建物躯体の整備に信用補完を提供します。開発には、必要なインフラ、許認可、環境審査、資金調達が整うことが前提となります。

NVIDIA と OpenAI は、データセンターの設計、試験、試運転を通じて連携しています。両社は、PORTS-Pike から得た知見を共有する技術ホワイトペーパーも共同で公開します。このホワイトペーパーでは、耐障害性を備えたインフラ設計、データセンター部品の厳格な適格性評価、ソフトウェアレベルでのワークロード管理によって、クラスター規模で演算能力の可用性と信頼性を高め、中断間の平均時間を延ばす方法などを紹介します。こうした知見を共有することで、このデータセンターを次世代スーパーコンピューター設計のモデルとして確立することを目指します。

この処理能力を活用して高度な AI への需要拡大に応え、使命の実現を目指すフロンティア AI 研究機関としての先導的立場を維持していきます。

PORTS-Pike テクノロジー・データセンターのような施設は、AI を支える物理基盤の一部です。データセンターは、チップ、電力、高速ネットワークとともに、より高性能なシステムの開発を可能にします。また、ChatGPT や Codex のようなツールの信頼性と手頃さを高め、より多くの人や企業が利用できるようにします。

私たちの使命は、汎用人工知能が全人類に利益をもたらすようにすることです。より良い基盤を構築するほど、より多くの人が AI を活用して学び、創造し、問題を解決し、事業を立ち上げ、これまで手の届かなかった仕事に取り組めるようになります。

その構築を支える地域社会にも、こうした恩恵を確実かつ十分に還元することが私たちの責任です。米国の発展に長く貢献してきたパイク郡とオハイオ州南部地域が新たな章を迎えるにあたり、皆さまと連携できることを楽しみにしています。

著者

OpenAI