ヨーロッパにおけるデータレジデンシーの導入
データレジデンシーは、世界中のお客様を支える OpenAI のエンタープライズ向けデータプライバシー、セキュリティ、コンプライアンス体制を基盤としています。
2026年1月16日更新
対象となる ChatGPT Enterprise、ChatGPT Edu、および ChatGPT for Healthcare のお客様向けに、米国または欧州の地域内 GPU 推論オプションを追加し、データレジデンシーを拡張しました。詳細はこちら(新しいウィンドウで開く)。
2025年11月25日更新
保存データのレジデンシーオプションを世界規模で拡大しました。他の地域での提供状況については、最新の更新情報をご確認ください。
2025年10月27日更新
ヨーロッパに加えて、対象となる API のお客様および新しい ChatGPT Enterprise/Edu ワークスペース向けに、保存データのデータレジデンシーを英国、米国、日本、カナダ、韓国、シンガポール、オーストラリア、インド、UAE に拡大しました。
ChatGPT Enterprise、ChatGPT Edu、API プラットフォーム向けに、ヨーロッパでのデータレジデンシー提供を開始します。これにより、ヨーロッパで事業を展開する企業は、OpenAI 製品を業務で利用したり、AI を使った新たなソリューションを構築したりする際に、地域のデータ主権要件を満たしやすくなります。データレジデンシーは、OpenAI が提供するエンタープライズレベルのデータプライバシー、セキュリティ、コンプライアンス機能を基盤としています。
データレジデンシーにより、API のお客様は対象エンドポイントでのデータ処理をヨーロッパ内で行うことを選択でき、新しい ChatGPT Enterprise および Edu のお客様はユーザーコンテンツを保存データとしてヨーロッパ内に保存するよう選択できます。
対象となるお客様は、API プラットフォームのダッシュボードで新しいプロジェクト(新しいウィンドウで開く)を作成し、地域としてヨーロッパを選択することでヨーロッパでのデータレジデンシーを有効化できます。これらのプロジェクトから送信された API リクエストは、OpenAI により同地域内で、データを一切保持せずに処理されます。つまり、モデルのリクエストや応答は当社サーバー上に保存されません。現時点では、ヨーロッパのデータレジデンシーは新規プロジェクトにのみ設定でき、既存プロジェクトを後からヨーロッパのデータレジデンシーに変更することはできません。
新しい ChatGPT ワークスペースは、ヨーロッパ内にデータを保存するようにセットアップでき、ユーザーコンテンツも保存データとして同じ地域内に保存されます。これには、Enterprise や Edu ワークスペース内での ChatGPT との会話やカスタム GPT の利用が含まれ、ユーザーのプロンプト、アップロードしたファイル、テキスト・画像・ビジョンなどのあらゆるコンテンツが対象となります。
データレジデンシーは、OpenAI が提供する強固なデータプライバシー、セキュリティ、コンプライアンス機能を基盤としており、スタートアップから大企業、学術機関まで、現在ヨーロッパで OpenAI と連携する数百の組織を支えています。これには、Booking.com、BBVA、Zalando、Klarna、オックスフォード大学、Estée Lauder Companies、Ipsos、Swiss Re、Scania、Spotify、Santander などが含まれます。
これらの機能には、次の内容が含まれます。
- 高度な暗号化技術:保存データには AES-256 を、お客様と OpenAI 間、OpenAI とサービスプロバイダー間の通信には TLS 1.2 以上を使用し、ネットワークをまたぐ保存時と送信時のデータの機密性と完全性を保護しています。
- お客様のデータを学習に使用しない:ChatGPT のビジネス向けプランや API のデータは、お客様が明示的に共有を許可しない限り、OpenAI のモデルの学習には使用されません。
- 包括的なデータ保護: 当社のデータ保護の取り組みは、GDPR、CCPA、その他のプライバシー法への準拠をサポートするとともに、CSA STAR および SOC 2 Type 2 の基準にも準拠しています。
- データ処理に関する補足事項(DPA):当社は GDPR やその他のプライバシー規制における役割と責任を明確にする包括的な DPA を提供し、組織がコンプライアンス要件を満たせるように支援します。
API プラットフォームおよび ChatGPT のビジネス向け製品において、お客様のデータは機密性と安全性が守られ、所有権はすべてお客様に帰属します。今回のデータレジデンシー対応により、ヨーロッパで事業を展開する組織は、データコントロールをさらに強化できます。
データレジデンシーの対象条件や対応データの詳細については、API プラットフォーム(新しいウィンドウで開く) および ChatGPT(新しいウィンドウで開く) のヘルプページをご確認いただくか、ヨーロッパのデータレジデンシーを利用した OpenAI 製品の活用について当社までお問い合わせください。
OpenAI は、最高水準のセキュリティ、プライバシー、コンプライアンスを維持しつつ、ヨーロッパを含む世界中の組織と AI 活用の取り組みで連携できることを楽しみにしております。