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OpenAI

中小企業の業務での AI 活用を支援

America’s SBDC との提携による実践型研修と地域での支援の拡充、少人数のチームが AI で実現していることを検証する新レポートの公開

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中小企業の出発点にあるのは、磨き上げた技術を生かしたい、スキルを伝えたい、地域にもっと役立ちたいという志です。ただし、その志と専門知識を事業にするには、顧客開拓や資金管理、マーケティングにも取り組まなければなりません。多くの場合、少人数のチームで、時間に余裕がない中で進める必要があります。AI はチームにできることを広げますが、どこから始めるかを見極めるにも時間がかかります。信頼できるアドバイザーがいれば、最初の一歩を踏み出しやすくなります。

本日、OpenAI は、より多くの中小企業の業務での AI 活用を支援するため、America’s SBDC⁠(新しいウィンドウで開く) とのパートナーシップを発表します。America’s SBDC は、年間 100 万人の起業家を支援する中小企業開発センターの全米ネットワークです。この初期段階では、OpenAI Academy のコミュニティトレーナープログラムを通じて、中小企業開発センターのアドバイザー約 150 人に研修を行い、全米の SBDC ネットワークで実践型ワークショップを開催する予定です。対面研修で少なくとも 1,000 社の中小企業を支援し、個別相談や共同で開発するリソースを通じて、さらに多くの企業に支援を届けることを目指します。

この新たなパートナーシップにあわせて、新しいレポート⁠(新しいウィンドウで開く)「小さな企業に、より大きな力を」も公開します。経営者や少人数のチームが AI を使い、つくり出せるものや成し遂げられることをどのように広げているかを検証しています。レポートによると、直近の 9 月 9 日から 15 日までのわずか 1 週間で、世界中の中小企業の従業員約 400 万人が OpenAI のツールを利用していました。SBDC とのパートナーシップを通じて、より多くの経営者がスキルと自信を身につけ、AI によって自社にどのような可能性が開けるかを探れるよう支援したいと考えています。

アドバイザーの育成と地域の中小企業への支援

試験プログラムでは、地域のアドバイザー向け研修と、経営者が学び、実践し、継続的な支援を受けられる機会を組み合わせます。

  • アドバイザーの育成と認定。 America’s SBDC は、中小企業の AI 活用支援に重点を置いた OpenAI Academy の研修・認定コースに参加する中小企業向けアドバイザーを選定する予定です。この研修では、SBDC が持つ地域に関する知見やアドバイザーとしての信頼関係を AI ツールと結びつけます。これにより、経営者が有用な活用法から着手し、責任を持って AI を使い、事業に役立っているかを評価できるよう、アドバイザーによる支援を後押しします。アドバイザーやスタッフは、別途用意されたファシリテーター養成コースと中小企業向けワークショップモジュールを通じて、グループセッションを進行するための準備も行います。

  • 地域での実践型ワークショップSBDC ネットワークと連携し、参加する各ネットワークで少なくとも 1 回、Academy ワークショップを開催する予定です。OpenAI Academy の 3 時間の実践型形式をモデルとするこれらのセッションでは、経営者が実際の業務で ChatGPT を活用する方法を考え、試せるよう支援します。参加者は、ツールを実務に取り入れる計画を持ち帰ることができます。終了後は SBDC のアドバイザーがフォローアップし、経営者の疑問解消を支援するとともに、何が役立っているかを確認します。

  • 事業のニーズに即したリソース。 America’s SBDC とともに、業務で AI を活用するための実践ガイドと、特定の業界に焦点を当てた補足ガイド 1 冊を作成し、OpenAI Academy と America’s SBDC の各チャネルで共有します。テーマとしては、マーケティング、業務運営、製造、輸出、政府調達への参入などを想定しています。ガイドには、ワークショップや相談支援から得た知見を反映します。

少人数のチームが AI で実現していること

新しいレポート⁠(新しいウィンドウで開く)「小さな企業に、より大きな力を」では、利用データと経営者の体験をもとに、中小企業がすでに OpenAI のツールをどのように活用しているかを検証しています。レポートによると、直近の 9 月のある 1 週間に、従業員数 500 人未満の企業で働く約 400 万人が OpenAI の製品を利用していました。そのうち約 5 人に 1 人は、従業員数 10 人未満の企業で働いていました。また、8 月には、中小企業の全出力トークンのうち、ChatGPT Work や Codex などの製品によるエージェント型の出力トークンが 3 分の 2 を占めました。2026 年 4 月にはわずか 3 分の 1 だった割合が、大きく伸びています。トークンとは、AI モデルが処理・生成する情報の単位です。

レポートでは、中小企業がどのような業務を AI に任せているかも検証しています。調査サンプルでは、中小企業のユーザーと AI エージェントとのやり取りにおいて、財務・会計、サプライチェーン、法務・コンプライアンス、マーケティングが占める割合は、それぞれ大企業のユーザーの少なくとも 3 倍でした。これらは、少人数のチームでは専任の専門家を置けなくても、支援が必要になりうる分野です。

こうした支援によって、これまでなら手をつけずにいた仕事に取り組めるようになった経営者もいます。ニューメキシコ州で 3 店舗のレストランを経営する Ted Taylor 氏と Tami Taylor 氏は、自店の価格を改定する前に、ChatGPT Work を使って競合店のメニュー価格を比較しました。この分析により、一部のメニューが価格競争力を失うような値上げを避けることができました。Ted 氏によると、この支援がなければ比較は行わなかったといいます。

新たなビジネス機会を開拓するために AI を活用している経営者もいます。Teri Moten 氏は ChatGPT Work を使ってテキサス州南部の学区を調べ、相手に合わせた営業メールを作成したうえで、自ら内容を確認して送信しました。同氏によると、こうした働きかけを始めてから 10 日以内に、有料研修の予約を獲得できたといいます。これらの体験は、自身の業務に AI をどう取り入れるかを考える経営者に、具体的な出発点を示しています。

中小企業への実践的な支援の拡充

このパートナーシップは、経営者や少人数のチームによる AI 活用を支援する OpenAI の取り組みと、America’s SBDC のビジネスの専門知識、そして地域の経営者との信頼関係を結びつけるものです。昨年 11 月、OpenAI Academy は DoorDash、SCORE、地域のビジネス団体と連携し、米国の 5 都市で中小企業向け AI ジャムを開催しました。マーケティングや顧客とのコミュニケーション、日々の業務などについて、経営者に実践的な支援を提供しました。2026 年 7 月に開始した中小企業向け ChatGPT プログラムでは、経営者が業務で AI を活用できるよう、研修やリソースを拡充しています。

America’s SBDC とのパートナーシップでは、すでに地域の経営者を支援しているアドバイザーを通じて、この取り組みをさらに広げます。試験プログラムの期間を通じて経営者をフォローアップし、何が役立っているか、何を継続して使っているか、どのような追加支援が必要かを把握します。そこで得た知見を、共同で開発する研修やリソースに反映していきます。

中小企業向けのツールやリソースをご覧ください。また、今後開催予定のウェビナー⁠(新しいウィンドウで開く)では、日々の業務で ChatGPT Work をどのように活用しているか、お客様から直接お話を聞くことができます。