Codex の一般提供の開始と、エンジニアリングチームの利便性を向上する3つの新機能を発表します。
- 新しい Slack 統合:同僚に頼むのと同じように、チームのチャンネルやスレッドから直接 Codex にタスクを任せたり質問したりできます。
- Codex SDK:Codex CLI を駆動しているのと同じエージェントを、自社のワークフロー、ツール、アプリに組み込むことで、追加チューニング不要で GPT‑5‑Codex の最先端の性能を発揮できます。
- 新しい管理ツール:環境管理、モニタリング、分析ダッシュボードが搭載され、ChatGPT ワークスペース管理者が大規模な Codex を管理するための可視性と制御性が向上しました。
5月に Codex クラウドエージェントの研究プレビューを開始して以来、Codex はより信頼性が高く、高性能なコーディングパートナーへと着実に進化しています。エディタ、ターミナル、クラウドなど、あらゆるコード作成環境で Codex を操作できるようになり、すべて ChatGPT アカウントで連携されます。8月初旬以降、Codex の日次利用量は10倍以上増加し、GPT‑5‑Codex はこれまでで最も急成長しているモデルの1つになりました。リリースから3週間で40兆を超えるトークンが提供されています。
Codex は、Duolingo、Vanta などのスタートアップ企業から、Cisco、楽天などの大企業まで、世界中の開発者に利用されています。OpenAI 社内でも、構築のための不可欠な存在になっていて、7月時点では半数強でしたが、現在はエンジニアのほぼ全員が Codex を利用しています。エンジニアが毎週マージするプルリクエストは70%増加し、Codex は本番稼働前に致命的な問題を検出できるようほぼすべての PR を自動的にレビューします。
Codex の一般提供は、あらゆる場所で開発者とチームに採用されたスピードと、すでに構築の形をどれだけ変えたかを反映したものになっています。
Slack のチャンネルまたはスレッドで @Codex をタグ付けすると、会話から必要なコンテキストが自動的に収集され、適切な環境が選択され、Codex クラウドで実行されたタスクへのリンクを記載した回答が作成されます。そこから、変更内容をマージしたり、改良を重ねたり、タスクを自分のコンピューターにプルして、ローカルで作業を続けることができます。Slack の統合の詳細については、ドキュメント(新しいウィンドウで開く)をご覧ください。
GPT‑5‑Codex は Codex 向けに、具体的には Codex CLI を支えるオープンソースのエージェント実装向けに学習されています。また、エージェント実装を調整し、プロンプト、ツール定義、エージェントループが、GPT‑5‑Codex などのモデルでより迅速で正確な結果を提供できるようになりました。
Codex SDK を使用すれば、わずか数行のコードで、自社のエンジニアリングワークフローとアプリに同じエージェントを導入できます。エージェントの回答を解析するための Structured Outputs と、セッションを再開するための組み込みのコンテキスト管理が提供されます。現在 SDK は TypeScript で利用可能であり、近日中により多くの言語に対応する予定です。
また、Codex を CI/CD パイプラインに簡単に導入できるようになる新しい GitHub Actions もリリースしています。シェル環境で実行されるワークフローで Codex エージェントを直接使用する必要がある場合は、codex exec で Codex CLI をインストールし、実行するだけです。SDK および GitHub Actions の使用の詳細については、最新のガイド(新しいウィンドウで開く)をご覧ください。
ChatGPT 管理者は、機密情報を削除したり未使用の環境をクリーンアップするなどの用途向けに、ワークスペースで Codex クラウド環境を編集または削除できるようになりました。さらに、管理者は Codex CLI や IDE 拡張機能を使用して、ローカルでの使用により安全なデフォルト設定を適用することもできます。たとえば、管理された設定でオーバーライドを定義したり、Codex が実行するアクションを監視することなどがあります。新しい分析ダッシュボードは、管理者が CLI、IDE、ウェブ全体での使用量や、Codex が提供するコードレビューの品質を追跡するのに役立ちます。
新しい管理機能の設定については、管理者ガイド(新しいウィンドウで開く)をご覧ください。

Cisco では、エンジニアが Codex を使用して複雑なプルリクエストのレビューをスピードアップし、レビュー時間を最大50%削減しています。手動レビューに必要な時間が減ったため、有意義な変革をもたらす作業により多くのエネルギーをかけられるようになりました。Codex は、人が記述したコードと Codex による出力の両方をレビューすることでエンジニアをサポートし、高い基準を維持しながら、より短期間での意欲的な製品リリースを可能にします。
Instacart では、自社のバックグラウンドコーディングエージェントプラットフォームである Olive に Codex SDK を統合しています。エンジニアはリモート開発環境を立ち上げ、ワンクリックでタスクを完結する中で、変更内容の編集とテストに Codex を活用しています。Codex は、デッドコードや期限切れの実験を自動的にクリーンアップすることで、コードの品質を向上し、コードベース全体でのレイテンシを削減します。さらに、反復的な、十分理解できる変更を採用することで、バックログを減らし、エンジニアリング速度を大幅に加速します。
Slack の統合および Codex SDK は、ChatGPT Plus、Pro、Business、Edu、Enterprise プランの開発者のお客様に本日からご利用いただけます。新しい管理機能は Business、Edu、Enterprise のお客様向けに提供される予定です。
10月20日から、Codex クラウドタスクも Codex 使用量に計上されるようになります。各プランに適用される Codex 料金体系の詳細については、こちら(新しいウィンドウで開く)をご覧ください。


